宮島 幸次
業界初の浅草フランス座出身イラストレーター! 基本的にPOPで明るく楽しい絵をモットーに、似顔絵から4コママンガ、Web用マンガ、オリジナルキャラetc…を、それぞれ七色の絵柄で、リアルとコミカルの硬軟描き分けます。
「十二神将・干支セトラ」
イラレ線画 × フォトショ彩色
「漫画家による仏の世界展」(’14)出展作品。
十二神将は干支と対応していて、ド迫力の強面の十二神将が頭にそれぞれの可愛らしい干支を載せている仏像ををヒントに、センターの帝釈天以外は判り易くそのまま干支の姿にし(その仏像の名残で、良く見ると干支の仏様自身が顔の何処かに更に小さい干支のフィギュアを載せてたり下げてたりします)、帝釈天の周囲に配置。色も虹色に円周期でグラデーションに変化させ、東洋の円環を表現してみました。
(因に、帝釈天をセンターに、しかも人間体にしたのは、たまたま毎年寅スト展でお世話になっている柴又の帝釈天に敬意を込めてのセンターだったのですが…。 後から聞いたら、元々このメンバーでは帝釈天がリーダー格なのだとか…。あ、やっぱり、勿論最初からそのつもりで知ってて描いた事にしておこうっと…汗)笑
また、いつものフラットで均一な線にシャープな強弱を持たせて、可愛らしい中にも、どこか迫力と凄みを加えてみました。
この「仏の世界展」のお陰で、手塚治虫先生や赤塚不二夫先生と同じ展示会に参加出来て光栄の至りでございました。(厳密には、私は純粋な「漫画家」じゃないのに…汗)笑
それもこれも、偏に桜多吾作先生のお陰でございます。(感涙)